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子どもに合った居場所が見つかる!フリースクールの選び方ガイド

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子どもに合った居場所が見つかる!フリースクールの選び方ガイド

「学校へ行きたくない…」「クラスでいじめられている…」「先生が嫌い」など、様々な理由で学校へ行けなくなってしまい、不登校や引きこもってしまったりしてしまう子どもたちがいます。

そのような不登校やひきこもりの子どものサポートしてくれる教育機関の一つである「フリースクール」について詳しく解説します。

「フリースクール」とは

学校に行けない子どもの学習機会を確保するために、学校への登校を強制せずに、それぞれの子どもと家庭の事情とニーズに応じた学習機会を提供する場所です。

フリースクールと一言で言ってもその目的により、規模や形態、費用はさまざまです。

間違った選び方をしてしまうと、子どもの状態がより悪化する可能性があります。

フリースクールのそれぞれの特徴とそのスクールに合う人、フリースクールを選ぶうえで気を付けるべきポイントを詳しく解説します。フリースクールを選ぶ際の参考にしてください。

フリースクールの正しい選び方とは?

8つのタイプ別で詳しく解説!それぞれのフリースクールの特徴とは

タイプ1学校復帰支援タイプ

学校復帰がゴールのタイプ

規則正しい生活と学習支援、コミュニケーション支援を提供します。普通学校のやり方に近いです。

十分な支援によって通学や学習や対人関係に耐えられる心と体になっていないと、フリースクールの不登校になる場合もあるかもしれません。

学校復帰支援タイプの主な特徴
1.週5制の生活習慣がつくように決められた時間どおりに通学・行動することを求められる

タイムスケジュールに合わせた通学・行動が可能な心と体の状態になるように本人と家族が協力する必要があります。

2.学習課題に取り組むことを求められる

学習に取り組むことが可能な心と体の状態になるように本人と家族が協力する必要があります。

3.グループ学習・アクティブラーニングなどで他の児童生徒とのコミュニケーションを求められる

他の児童・生徒との対面でタイムリーなコミュニケーションが可能になるよう心と体を調えるために、本人と家族が協力する必要があります。

こんな人にオススメ

  • 通学・学習・コミュニケーションに耐えられる心と体になるための本人の課題・テーマを本人と家族と支援者で共有できている人
  • 教師、クラスメイトが変われば登校できる人
  • 進学希望の人

タイプ2子どもの意思尊重タイプ

行事や活動への参加を子どもが自由に決められるタイプ

不登校支援において、子どもにいろいろなことを決めさせるのか、それとも周囲が決めたことに合わせられるように子どもに成長を促すのかというのは、とても大きなテーマで、支援者それぞれがずっと考え続けるテーマの一つです。

学校に行けなくなってしまった子どもにとって一番必要なのは

  • 周囲に対して要求できるようになること
  • 自分のことを自分で決められるようになること

ということです。これは一見「学校に行けないくせに、わがままだ」と保護者や周囲から反感されたり、誤解されたりします。

行事や活動への参加を自由に決められるタイプを効果的に活用できるようになるには、子ども自身の自己理解がカギになります。

行事や活動への参加を自身で決められるのは、本人にかかるストレスを最小限にできることがストロングポイントだと思われます。しかしながら、成長のために必要なストレスを得られないかもしれないというウィークポイントがあります。

子ども自身が自ら周囲へ要求と決断ができるように親が子どもを支援することが必須です。

子どもの意思尊重タイプの主な特徴
1.行事や活動への参加を子どもが自由に決められる

カリキュラムや時間割が明確にあるわけではなく、生活空間を提供される。

行事や活動への参加も子どもが自由に決められる。

2.子どもの関心のある教科・分野から始められる

主要5教科はもちろん、美術・音楽など自分の興味のあるものから取り組むことができる

3.学校復帰についても子どもが決められる

学校復帰を必ずしも最終目標にしなくてもよいです。学校復帰したい人には復帰の支援を。

復帰が困難な場合は、学校や勉強を持ち出さずに家以外でゆっくり自由に過ごしながら、人に触れあえる居場所の提供がなされます。

こんな人にオススメ

  • 学校というだけで拒絶反応が出てしまう人
  • 勉強というだけで拒絶反応が出てしまう人
  • 強制されたくない人

タイプ3完全個別指導タイプ

個別指導塾や家庭教師のようなタイプ

しかし、不登校の事情には十分配慮してくれたり、不登校経験者が講師をしていたりします。

完全個別指導タイプの主な特徴
1.コミュニケーションの苦手さにも配慮してもらえる

個別なので、子ども同士のやり取りもありません。

またスタッフが一人一人の子どもに対して十分な時間を取ることができるので、コミュニケーションが課題の子どもにも十分に対応してもらえます。

2.学習はつまづいたところまでさかのぼって学べる

学習の中には各学年の積み上げが必要な強化があります。

個別対応なので、子どもの学年よりもさかのぼり、子どもがつまづいたところまで戻って学習できるので、学習の遅れと学習の苦手さを克服することもできます。

3.進路選択に応じたサポートが提供される

子どもの進路希望が進学であれ、就職であれ、子どもに応じたサポートやカリキュラムがなされます。

こんな人にオススメ

  • コミュニケーションが苦手な人
  • 複数人で受講する授業形式がストレスな人
  • 勉強の遅れを取り戻して学力を上げたい人

タイプ4非日常体験タイプ

公立の小・中・高校では体験できないようなイベントや場を提供するタイプ

  • 登山や旅行、収穫・出荷などの農業体験
  • アナログボードゲームタイムなど、公立の小・中・高校では体験できないようなイベントや場

などを提供します。

集団行動力やコミュニケーション力の向上、学習意欲のきっかけづくりができます。

非日常体験タイプの主な特徴
1.子どもと話し合ってカリキュラムを決める

通常の生活のカリキュラムは子どもと話し合って決定されます。

2.家庭では提供できないようなイベントに参加できる

登山や農業体験、アナログゲームなど家庭では提供しにくい体験が得られます。様々な体験があると、今後、初対面の人との間でコミュニケーションがとりやすくなるので、孤独になりにくくなります。

3.イベントへの参加によってコミュニケーションへの苦手意識がいつの間にかなくなるかも

イベントへの参加を通じて、自然なコミュニケーションが生まれやすくなります。コミュニケーションの苦手さを克服できる場合があります。

こんな人にオススメ

  • 自然が好きな人
  • 学校の休み時間が苦手な人
  • 楽しいことがしたい人

タイプ5専門家サポートタイプ

脳・心・体の専門家がサポートしてくれるタイプ

  • 発達障害、学習障害、知的障害、感覚過敏など子どもの現状の脳・神経の状態に合わせた支援
  • うつ病、パニック障害、いじめ被害などの心の傷に対する支援

など、公認心理師・臨床心理士などの心理支援の専門家が在中、もしくは医療提携しています。

いろいろな事情を抱えた子どもに対して脳・心・体の専門家が対応・指導してくれるので安心です。

専門家サポートタイプの主な特徴
1.障害、心の傷があっても安心

専門家が子どもの状況に合わせたケア・環境・カリキュラムを提供してくれます。万が一の状況にもすばやく対応してもらえる

2.家族の相談もできる

子どもへの対応に悩んだ時に親に対するカウンセリング・アドバイスがもらえます。

3.子どもの進路の相談もできる

子どもの事情に合わせた進路選択に必要な情報を得ることができます。

こんな人にオススメ

  • 努力・根性・気合で解決できないような困難を抱えている子ども
  • 子どもにどのように接したらいいのかわからない
  • 子どもに配慮してほしいことがある

タイプ6自宅訪問タイプ

訪問スタッフが自宅に訪問してサポートするタイプ

登校・通学ができないだけでなく、外出すらできない状態にも対応してもらえます。

外にでるのは難しいけれど、人に会うのは大丈夫であれば使えます。

自宅訪問タイプの主な特徴
1.まずはお話から

外出すらできない状況というのは、対人恐怖や感覚過敏の状況がかなり深刻であるはず。

そのような場合、学習どころではないと思います。まずは訪問スタッフに慣れるところから支援が始まります。

2.本人が部屋から出てこられなくても

子ども本人が部屋から出てこられない場合も、訪問スタッフとご家族との会話を扉越しに本人に聞かせることで、天岩戸方式で、子ども本人に部屋の外に出るきっかけを与えることができるかもしれません。

3.外出の付き添いをしてもらえることも

子どもと訪問スタッフの信頼関係が成立した場合は、映画や買い物の付き添いなどをしてもらえることもあります。

こんな人にオススメ

  • 学校への登校だけでなく外出も難しい人
  • 家庭の風通しを良くしたい人
  • 家族以外に子どもに接する人を求めている

タイプ7共同生活タイプ

親元から離れた新しい環境で生活的自立を目指すタイプ

  • 経営傘下にある居酒屋でアルバイトとして実践的な職業体験ができるスクール
  • 親とスタッフの定期的なカウンセリングを義務化しているスクール
  • 世界一周旅行の客船での生活や体験をフリースクールとして体験できる

など様々なタイプがあります。

親元から離れた環境で自分自身のテーマに向き合い自活できるようになります。

共同生活タイプの主な特徴
1.親元を離れるという環境提供

子どもが親の前で見せる姿と、他者の前で見せる姿は異なります。

親元を離れるというきっかけが子どもにプラスに働く場合は多くあります。

2.共同生活や職業体験で自分自身の課題やテーマに向き合える

公立学校ではどうしても受験のための教科学習になりがちです。

共同生活のタイプは寮生活や職業体験で、コミュニケーション力や生活リズムなどを整えざるを得ないので、それを可能にする心や体になるための課題やテーマが明確になります。

3.就労するために

自活できるようになる、つまり就労して自分の生活を成り立たせることを卒業条件にしているスクールもあります。

こんな人にオススメ

  • 親子で会話できない
  • 親子の会話がけんかで終わる
  • 就労させたい

タイプ8専門スキル習得タイプ

専門スキルを習得できるタイプ

プログラミングや動画編集、イラスト制作・マンガ制作など、子どもの興味関心にあって、社会的ニーズのある専門ノウハウを習得して生きる力を手に入れます。

子どもの好きなことを生きる力にできます。

専門スキル習得タイプの主な特徴
1.子どもの興味関心に合わせた専門スキルが学べる

プログラミングやイラストなどの専門スキルが学べます。教科学習に対するモチベーションがなくても、好きな分野になら集中できる人はたくさんいます。

強みにさらに磨きをかけることによって単なる趣味から自活のための「生きる力」に伸ばします。

2.専門スキル+ビジネススキル=「生きる力」

専門スキルに加えて、リサーチ・集客・クロージング・納品・情報発信などビジネススキルの学習と実践によって、社会経験と自信が得られます。

3.学習に耐えられる心と体に

専門スキルとビジネススキルを学習・実践するためには、そのトレーニングに耐えられる心と体になっている必要があります。スクールカウンセラーを常駐し、適宜個別支援を提供しているスクールもあります。

こんな人にオススメ

  • 自分の好きなことを生きる力にしたい
  • 好きなことだけやって成功したい
  • 自信がない

 

フリースクールを選ぶうえでチェックすべき7ステップ

step
1
距離的に無理なく通える範囲にあるか

不登校になったということは、何らかの要因によって、子どもが登校・通学に耐えられる心と体になっていないと思われます。

通学時間が子どもにとって長かったり、電車の混雑など子どもにとって耐えがたいストレス状況がある場合には、フリースクール不登校という状態になりかねません

無理なく登校・通学できるところを選ぶことをお勧めします。

step
2
活動内容を子どもが負担に感じていないか

活動内容が負担過ぎてもフリースクール不登校になりがちです。

子どもの負担にならない活動内容を選ぶことをお勧めします。

step
3
子どもの選びたいフリースクールと親の選ばせたいフリースクールは違っていて当たり前

多くのご家庭で、子どもが選んだスクールと親が選ばせたいスクールが違っています。

この違いが実は支援においてとても大事です。

この選択の差は子ども本人の努力・根性・性格・甘えのせいではなくて、そういう環境が子どもにとって負担が少ないという重要な情報であるからです。

step
4
親の意向を汲み取りすぎて無理な選択をしていないか

自分の状況に合わせて素直に自分が楽な選択ができる子どもと、これまでの親子関係で親が怖すぎたり、子ども以上に傷つきやすい親であったりして、親の意向をくみすぎて無理な選択をしてしまう子どもがいます。

無理な選択である場合、フリースクール不登校になる場合もあります。

step
5
子どもの登校・通学、活動への参加を邪魔しているものは何か

子どもの努力・根性・性格のせいにしないと決めるだけで、状況は大きく変化します。

あなたのお子さんは学校に行かないのではなく、何かの要因によって、学校に行くことを邪魔されているのです。

そのようにして初めて、子どもは自身の課題やテーマを見つめることができるようになります。その邪魔が少なくなるような環境や望む結果を提供してくれそうなフリースクールを選ぶとよいでしょう。

うつ状態やパニック発作が邪魔している場合は心の専門家がいるフリースクールや、医療機関の薬物療法が邪魔を排除するのに役に立つでしょう。

自信がないのなら、例えばプログラミングやイラストなどの専門スキルを身に着けられるフリースクールが役に立つでしょう。

こじれた親子関係が子どもの邪魔をしている場合は、共同生活型のフリースクールが役に立つかもしれません。

step
6
子どもの言うことは信じる

子どもの自立のためと称して体罰や精神的恫喝をするスタッフがいることもあります。

子どもの言うことを頭ごなしに否定せずに、そのような状況があればしっかり子どもを守りましょう

step
7
義務があるのは親

義務教育において、義務があるのは親で、権利を有しているだけなのは子どもです。

正確には、親に子どもに教育を受けさせる義務があるのであって、子どもには教育を受ける義務はなく教育を受ける権利があるだけです。

子どもがその権利をどのように使おうと自由なので、不登校でもいいのですが、親には子どもに教育を受けさせる義務があるので、どのような教育を子どもに受けさせたいのか明確にしておく必要があります。

これは子どもが不登校にでもならない限り、ほとんどの親は考えたことがないし、夫婦で話し合ったこともないでしょう。学校へ登校させることを強制しないように国も法律を制定・施行しました。

  • 親として、子どもにどんな力をつけさせて社会に送り出したいのか
  • 公教育はすべての子どもの力を引き出し・伸ばすことに本当に対応しているのか
  • 親としてあなたが子どもに受けさせたい教育に、あなたの子どもが耐えられる心と体になるにはどうしたらいいのか

ご自身でも、専門家とともにでも、検討されることをお勧めいたします。

フリースクールを選ぶときは、上の7つのポイントをチェックしてみてくださいね。

 

フリースクールを選ぶときはここに注意!

矯正施設を選ばないように

学校復帰支援、自立支援、社会へ送り出すという支援をしている人たちの中には、すべてを本人の努力・根性。性格のせいにして、体罰や精神的恫喝などを「お前のためだ、このままじゃ家族が悲しむぞ」などという言葉を盾にして平気で行うスタッフがいます。

フリースクールであっても子ども同士のいじめ・ハラスメント・犯罪行為が発生することもあります。そんなの明治・大正・昭和の時代だけでしょと思われるかもしれませんが、令和になってもあります。

子どもがもしかしたら被害にあっているかもしれないとアンテナを貼ることはとても大切です。

必ず、見学や体験入学へ

どんなに教育理念やシステム、代表者が著名な人であっても、直接処遇するスタッフがよいとは限りません。スタッフの入れ替わりが頻繁なスクールもあるかもしれません。

子どもを守れるのは親だけです。

親が子どもに受けさせたい教育を実行するのをお手伝いするだけです。親子で必ず見学と体験入学に行き、子どもが話しやすい関係性を構築しましょう

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