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What We Do事業紹介

オルタナティブスクールの現場運営支援プログラム

「小さな“学校”だからできない」ってあきらめる必要なんて何もない

リソースがなければ共有すればいい。一校でできなければ合同で実施すればいい。
小さい機動力を生かしながら、必要に応じて大きくなったり、形を変えたり、
スイミーみたいにいつも変幻自在でいよう。

Program現場運営支援プログラム

01外部講師の共有Sharing of External Instructors

少人数のスタッフで運営するオルタナティブスクールにおいて課題となりやすいのが、英語・体育・音楽・図画工作という専門性が必要とされる教科を教えられる人がいないことです。英語を話せる人がいないから、英語を諦める。体育を教えられる人がいないから、外遊びする程度にする。そのような消極的なオルタナティブスクールにならないためにも、これらの講師をASJスクール会員で共有するシェアリングシステムをご利用いただけます。

02学習環境の共有Sharing of Learning Environments

たとえば、都市にあるオルタナティブスクールが山間部にあるオルタナティブスクールの主催するサマーキャンプに参加するのは、様々なアウトドアアクティビティに挑戦する絶好の機会です。
山にあるスクールは、校舎などの施設を提供するほか、普段は自分たちで使用しているリバーカヤックやキャンプ用品などの備品を貸し出すことができます。ASJスクール会員同士でこのようなシェアができれば、自分たちで設備や備品を用意することなく、異なる環境で新たな体験をすることができます。

03カリキュラムの共有Sharing of Curriculum

各スクールで構築してきたカリキュラムは、そのスクールの特徴そのものです。そのカリキュラムをASJスクール会員同士で共有し、国語はAスクール、英語はBスクール、算数はCスクールといった具合に、各スクールの特徴を組み合わせることができます。また、提供するスクール側としては、カリキュラムを会員コミュニティ内でライセンス販売することで、ライセンスフィーが得られると同時に、全体の教育の質が向上し、取り扱うカリキュラムの数も増えていきます。

04達人の共有Sharing of Professionals

「宇宙飛行士になるためにはどのような学習や経験が必要なのかを教えてほしい」と子どもが言ったとき、それを答えられるスクールスタッフは稀でしょう。こういったスタッフだけで対応しきれない子どもたちの問いへの対応や、難易度の高い挑戦の実現のために、その分野のプロフェッショナルに来てもらう授業を「達人授業」と呼んでいます。この場合であれば「宇宙飛行士に来てもらおう!」ということや「JAXAに行ってみよう!」ということになるでしょう。各分野のプロフェッショナルとスクール会員を結びつけ、達人授業がどのスクールでも実現できるよう支援します。

05地方の資源共有Sharing of Regional Resources

ASJでは地方自治体と積極的に包括連携協定を締結していきます。
包括連携協定が結ばれると、その地方自治体の持ち物である施設・設備・環境・サービスなどをスクール会員は利活用することができるようになります。例えば市営のビーチやキャンプ場などの使用申請を出すことで、エコフィールドワークやネイチャーツーリズムといった体験型学習をすることができます。

06合同プロジェクトJoint Project

たとえば、湘南のスクールに通う子に「沖縄の海は透明なのに、湘南の海は暗い青なのはなんでだろう?」といった疑問が生まれたとき、沖縄のスクール会員を誘って、「沖縄と湘南の海の違い」という探究プロジェクトを立ち上げることができます。沖縄は沖縄で調査してもいいし、沖縄と湘南の各々で調査して結果をプレゼンしあってもいいのです。合同で行うことで、資源を共有し、相互補完しあいながら、学びの幅を広げることができます。また、協力し合うことでスクールをまたいだチームワークが生まれ、それぞれの自己表現力の向上を図ることができます。

07合同運動会Joint Sports Festival

小さなオルタナティブスクール1校だけで運動会を実施するのは難しい部分もありますが、子どもたちにスポーツを通して競い合う楽しさや応援する喜びを味わってもらいたいものです。そこで提案したいのがスクール会員同士で合同運動会を開催することです。複数のオルタナティブスクールが合同で開催するメリットは、他のスクールとの競争で勝つために、仲間と協力し合ってチームワークを養えることです。また、他のオルタナティブスクールの子どもたちと新たな友情や絆を築くことができます。

08合同クラブ活動Joint Club Activities

数十人程度のオルタナティブスクールにおいて、ある程度の人数が必要なクラブ活動やチームスポーツを促進するのは特に難易度の高い課題です。野球部やサッカー部、吹奏楽部をつくりたくても、全員が部員にでもならなければチームが成り立ちません。そこでASJが提案するのは、合同クラブ活動です。同じ地域にあるオルタナティブスクール同士がつながり合って、サッカー好きを集めて、サッカー部をつくることも野球部も吹奏楽部も結成することができます。

09合同学校説明会Joint School Information Session

保護者がオルタナティブスクールを検討する際、できるだけたくさんの選択肢の中から、自分の子どもに合いそうなところを見つけて検討したいというのは自然なことです。とはいえ、オルタナティブスクール自体がまだまだ全国には少なく、しかも所在地が全国に点在しています。そこで、遠方の方々も参加できるようにスクール会員同士で協力しあって、オンライン合同説明会を開催します。設立間もないオルタナティブスクールが、知名度の高いスクールと合同で説明会を行うことで、自分たちの力だけでは集められなかった人数の前で説明会を行うことができるのもASJ会員のメリットです。

10交換留学Student Exchange Program

お互いのスクールから数人ずつ児童生徒を送り出し、他のオルタナティブスクールに短期間留学する「交換留学」は、気軽に非日常を体験することができます。異なる環境下で時間を過ごすことで、普段は感じ得なかった新しい気づきを得ると同時に、他のオルタナティブスクールの良さを知り、普段通っているオルタナティブスクールの良さを再認識する時間にもなります。

11校長・先生1日交換Principal-Teacher Exchange

子供の頃、担任の先生が休みだと聞くと「代わりに誰が来るのかな?」と友だちと予想してワクワクしませんでしたか?いつもと違う大人がいることで子どもたちに緊張感が出たり、フレッシュな気持ちになったりと、たまに違った大人にリードしてもらうのは、子どもにとっても大人にとっても、新たな気づきや学びを得る機会となります。

12スタッフ育成Staff Training

オルタナティブスクールのスタッフ育成を目的に、オルタナティブ教育の哲学・歴史、そして現代における様々なアプローチとその根底にある価値観を学んだり、自律個別学習・プロジェクトベースの学習法、共同学習といったオルタナティブスクール独自のカリキュラムの設計、子どもたちをリードするコミュニケーションスキルとリーダーシップ、多文化教育の理解と全児童生徒が尊重される多様性とインクルージョンの実践といった研修プログラムを提供していきます。

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