2024年4月11日、オルタナティブスクール・ジャパン（ASJ）と湘南ホクレア学園の理事長である小針一浩と、ASJの相談役に就任いただいた本間正人先生との対談が開催されました。小針の著書『2050年を生き抜く子を育てる「もうひとつの学校」』（まる出版）の出版を記念したトークライブで、「個性に合った学びの場を選ぶ時代へ」をテーマに、湘南ホクレア学園の紹介や、これからの時代に必要な学びについて、お話させていただきました。

個性に合った学びの場の重要性

現代の学校教育は、子どもたちが自分の人生をたくましく生き抜く力を育てているのでしょうか。そうした疑問に答えるオルタナティブスクールとは、どんな学びの場なのでしょうか。このトークライブでは、その一例として、湘南ホクレア学園の日常の学びの様子、特に個別自立学習の時間（Work Time）とアウトドア活動を動画でご覧いただきました（湘南ホクレア学園の動画はこちらからもご覧いただけます）。

子どもたちが自ら、自分の人生のかじ取りをする未来を創る

今の小学生が30代という働き盛りになる2050年という時代はどういう時代になるのでしょうか。それを見据えた上で、その時代をたくましく、自分らしく生き抜く子どもたちを育てるために、どんな教育の変革が必要なのでしょうか。このトークライブでは、そんな問いかけをさせていただきました。

子どもたちが自ら自分の人生のかじ取りをし、それぞれの個性を輝かせて「最高の自分」になるためには、従来の画一的な教育ではなく、柔軟なカリキュラムと多様な学びの場が不可欠である、と私たちは考えています。今回のトークライブで紹介した湘南ホクレア学園はその一つの例にすぎません。様々なユニークなオルタナティブスクールが全国に生まれることを、オルタナティブスクール・ジャパンとして支援していきます。

教育関係者や保護者など多くの方が参加

今回のトークライブには多くの教育関係者や保護者が参加し、熱心に質問をしてくださいました。参加者からは、具体的に湘南ホクレア学園で実施されているカリキュラムについての質問や、オルタナティブスクールの経営の持続性に関する質問などが出ました。また、「湘南ホクレア学園の公教育へのインパクトにも期待したい」「選択肢がある、ということが親としては本当に心強く感じる」といった声が寄せられました。こうした新しい時代の教育、学びの場に関心がある方々との交流の場も、引き続き作っていきたいと考えています。

今回のトークライブの全編を以下の動画でご覧いただけます。

今後の活動に向けて

オルタナティブスクール・ジャパンは、多様な教育プログラムを提供し、子どもたちが自らの未来を切り開く力を育てるオルタナティブスクールの立ち上げや経営の支援を行っていきます。

オルタナティブスクール・ジャパンの支援プログラムにご関心のある方や、取材・講演のお申込みについては、こちらよりご連絡ください。